自殺対策基本法は、日本の年間自殺者数が3万人を超えている状況に対処するために制定された法律です。
平成18年(2006年)に公布、施行されました。
内容としては、
- 自殺防止の調査研究、情報取集
- 自殺のおそれがある人が受けやすい医療体制の整備
- 自殺の危険性が高い人の早期発見、発生回避
- 自殺未遂者と自殺者の親族に対するケア
- 自殺防止に向けた活動をしている民間団体の支援
- 内閣府への自殺総合対策会議の設置・運営
- 自殺対策の大綱の作成・推進
となっています。
自殺対策を生きることへの包括的な支援として捉えており、生きる力を基礎として生きがいや希望を持って暮らすための環境整備が適切に図られることされています。