生活習慣病は、糖尿病、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症などの生活習慣が発症原因に関係していると考えられる疾患の総称です。
食生活に関連するもの
食生活に関連するものに糖尿病、肥満、脂質異常症、高血圧、心臓病、大腸がん、歯周病があります。
運動習慣と関連するもの
運動習慣と関連するものに糖尿病、肥満、脂質異常症、高血圧があります。
喫煙に関連するもの
喫煙に関連するものに肺がん、心臓病、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病があります。
飲酒に関連するもの
飲酒に関連するものにアルコール肝炎などがあります。
生活習慣病の予防には、食生活、嗜好品、運動、ADL(日常生活動作)に気をつける必要があります。
食生活はがん発生原因の30%に関わるとも言われ、食生活の欧米化と関連があるのは乳房、前立腺、大腸がんと考えられています。
嗜好品にはタバコ、アルコールがあります。タバコは肺がん、肺気腫、狭心症、不整脈、心筋梗塞を起こしやすくします。
タバコが関わるがんは主に肺がんです。
アルコールは飲みすぎると高血圧や脳卒中などの病気の原因になります。
中程度の運動をする人は、何も運動をしない人に比べて死亡率が少ないと言われています。特に50歳以降は軽い運動をしたほうが長寿の傾向があります。
これらのことを気をつけることで生活習慣病の予防ができると考えられています。