ブラッドショーはニードを4つに分類しました。
感得されたニード、表明されたニード、規範的ニード、比較ニードの4つです。
感得されたニード(felt need)
感得されたニードは、ニードがあることを本人が自覚している場合です。
表明されたニード(expressed need)
表明されたニードは、ニードがあることを本人が自覚した上で、サービスの利用を申請するなど実際に行動を起こした場合です。
規範的ニード(normative need)
規範的ニードは、専門家によって社会的な規範や基準などに照らしてニードがあると判断された場合です。
比較ニード(comparative need)
比較ニードは、サービスを利用している人と同じ特性をもっているのにサービスを利用していない場合です。
この中で感得されたニードと表明されたニードを主観的なニード、規範的ニードと比較ニードを客観的なニードと呼びます。