脱水症状について
脱水になると、循環している血液量が減ります。通常の心臓の働きだと、血液が足りなくなってしまうので、収縮する回数を増やし血液をより多く送り出そうとします。
そのため脈が速くなります。(頻脈)
脱水になると唾液の量も少なくなり、口渇感、嚥下機能の低下、食欲低下などの症状も現れます。
尿の量も減少し、尿は濃い色になります。尿の量が少なくなるのも問題になり、尿の量が1日に500ml以下になると、体内に老廃物が溜まり腎不全になる恐れがあります。
皮膚の乾燥、脱力感、便秘、意識障害、幻覚などの症状や脳梗塞・心筋梗塞発症の危険性も高くなります。